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- IROTECの可変式ダンベルって評判はどう?
- 安いけど大丈夫?壊れたりしない?
- もっと安いダンベルもあるけど、結局どれがいいの?
トレーニーなら一度は耳にするメーカー、IROTEC(アイロテック)。しかし安さだけを理由に買った人は、必ずメルカリで売却するハメになります。
この記事では筋トレ歴4年で可変式ダンベル全種類を使ったわたしが、Amazonの口コミ3082件集めデメリットを1つ1つ確かめたうえでIROTECダンベルを徹底的にレビューしていきます。
マジでレビューすべて読みました。疲れた…。
最後まで読むことでAmazonのレビューを1件1件見なくても、あなたがIROTECダンベルを買うべきかどうかが判断できます。
この記事の結論
IROTECのダンベルはデメリット多数だが、目的により買っても良い
- 筋トレ未経験者:買わないほうが良い
- 筋トレ初心者:筋トレの頻度を増やす目的なら、買っても良い
- 筋トレ中級者:バーベルも揃えるorジムと併用する目的なら、買っても良い
- 筋トレ上級者:超高重量を扱う目的なら、買っても良い
【結論】IROTECのダンベルはデメリット多数!目的を決めてから買おう
わたしが出した結論は「IROTECのダンベルはデメリット多数だが目的により買っても良い」です。
しかし目的もなく「安いから買っちゃえ」と言う人は、まず間違いなく失敗します。
まずは下記を参考に、自分が買うべきかどうかを判断しましょう。
- 筋トレ未経験者:買わないほうが良い
- 筋トレ初心者:筋トレの頻度を増やす目的なら、買っても良い
- 筋トレ中級者:バーベルも揃えるorジムと併用する目的なら、買っても良い
- 筋トレ上級者:超高重量を扱う目的なら、買っても良い
【筋トレ未経験者】買わないほうが良い
筋トレ未経験者はIROTECに限らず、ダンベルを買う必要はありません。
理由は下記の3つです。
- 筋トレ未経験者がダンベルを買ってはいけない理由
- ・継続できない
・ダンベル種目が難しい
・ダンベルだけで筋トレするのは効率が悪い
ジムでは8割が幽霊会員と言われているように、筋トレ未経験者は筋トレを継続することが最大のカベです。
まずは下記の方法で安くジム通いをして、筋トレが習慣化してからダンベルを買っても遅くありません。
- 安くジム通いする方法
- ・市営のトレーニング室を利用する(1回100円〜)
・ジムカリを使ってレンタルジムを都度払いで利用する(1回600円〜)
・GYYMを使って大手ジムに入会せず都度払いで利用する(1回1000円〜)
間違っても「ダンベルを買ってムキムキになろう!」「ダンベルで筋トレして痩せよう!」といった理由でダンベルを買わないでください。
買った次の日にはメルカリまっしぐらです。
【筋トレ初心者】筋トレの頻度を増やす目的なら、買っても良い
「結構筋トレしてるけどマッチョにならないな…」と悩む筋トレ初心者にありがちな事は、筋トレの頻度が少ないことです。
ダンベルなら自宅でも省スペースで利用でき、負荷をかけて全身を鍛えられます。
ジムに通えない日でも家で手軽に筋トレができれば、初心者を脱出する日もそう遠くないでしょう。
IROTECなら20kgセットがたった6,600円で買えます。
重さが足りなくなればプレートだけ追加できますし、万が一筋トレを辞めることになってもお財布へのダメージは少ないです。
筋トレの効果を高めるなら今すぐポチりましょう。
ただしジムに週3以上行けるのであれば、自宅にダンベルは必要ありません。
【筋トレ中級者】バーベルも揃えるorジムと併用する目的なら、買っても良い
筋トレ中級者ともなると、ホームジムに憧れを持ち始める人もいます。
現状ホームジムにおすすめの可変式ダンベルはフレックスベルです。
フレックスベルは可変式ダンベルの中では最高峰の使い心地を実現しています。
※フレックスベルの詳しい説明は「フレックスベル徹底レビュー」でどうぞ。
しかし昨今、自宅だけで筋トレをする人も増えてダンベルだけではトレーニングのバリエーションに満足できないこともあります。
IROTECなら拡張性や応用が効くというメリットを活かし、筋トレ器具を低コストで一式揃えることができます。
例えば下記のような環境の人なら、フレックスベルよりIROTECのダンベルを買う価値があるでしょう。
- ジム通いしているが下記の悩みがある人
- ・ジムにダンベルが20kgまでしかない
・ダンベルゾーンが混んでて使えない
・ダンベルをいくつも独占する迷惑な客がいる - 自宅だけで筋トレしているがコストを抑えたい人
- ・ダンベルだけではバリエーション不足
・バーベルやパワーラックも欲しいが予算が限られている
・どうせなら一式まとめて同じメーカーで揃えたい
目的によっては、IROTECがおすすめな人も多いです。
【筋トレ上級者】超高重量を扱うなら、買っても良い
筋トレ上級者が自宅でトレーニングすると、フレックスベルやパワーブロックでは重量が足りなくなってきます。
しかしアイロテックなら最大63kgまで重量をカスタムできるので安心です。
大手ジムのダンベルでも30kgまでしか置いていないことが普通です。
ゴールドジムやパワーリフティング競技者用のジムでも50kgあれば良い方でしょう。
63kgが22,000円と格安で手に入るのは、IROTECならではと言えます。
60kg超えのダンベルは10万円以上するのが相場です。
IROTECとは|家庭用〜準業務用のトレーニング器具ブランド
IROTECは家庭用から準業務用まで、トレーニング器具を安く販売する優良ブランドです。
家庭用としては、高須クリニックの高須院長が自宅にベンチプレス一式を揃えています。
準業務用としては、日本体育大学のトレーニングルームなど本格的な施設にも導入実績があります。
また山本義徳先生の筋トレ大学でもIROTECのマルチラックが使われていたのも記憶に新しいです。
通常かなり高価なトレーニング器具を手頃な価格で購入できる一方で、価格なりの品質には目をつぶる必要があるのが特徴です。
ブランドの特徴を理解しておかないと、「思ってたクオリティと違う…」という結果になりかねません。
家庭用の例|高須クリニック高須院長のご自宅
準業務用の例|日体大のトレーニングルーム
準業務用の例|山本義徳筋トレ大学
【口コミ3082件集計】IROTECダンベルのメリット・デメリット総まとめ
IROTECのダンベルは10年以上前から販売されているロングセラー商品です。
Amazonだけでも口コミが3082件ありました。
1件1件内容を見ました。疲れた…。
集計したのはIROTECのレビューだけですが、内容としてはスクリュー式ダンベル全てに共通するメリット・デメリットと言えます。
ファイティングロードやワイルドフィットなど、似た価格帯のダンベルで検討している人にも参考になるでしょう。
口コミ総数
評価総数 | レビュー数 | ☆5 | ☆4 | ☆3 | ☆2 | ☆1 |
3082 | 1223 | 1795 | 851 | 294 | 78 | 89 |
メリット一覧
メリット件数 | 安い・コスパ良い | 対応が良い・配達が早い | 買い足し可能・拡張できる | 壊れにくい・安心 |
301 | 167 | 77 | 41 | 294 |
デメリット一覧
デメリット件数 | カラーが緩む | 油でヌルヌル・臭い | メッキ、塗装のはげ | ラバーの取り付けが面倒 | 重量変更が面倒・時間がかかる | 初期不良 | カラーのゴムが外れる | 中国製 | シャフトが長い | うるさい | 重さに誤差がある | 重量が2.5kg刻みになる | オンザニーしにくい | 持ちにくい | 収納に困る |
649 | 211 | 148 | 98 | 45 | 39 | 25 | 21 | 18 | 16 | 14 | 6 | 3 | 3 | 1 | 1 |
レビューの集計について
レビューは「買ってよかった」などの抽象的な内容を省いています。
またレビュー1件に複数の内容が書かれている場合は項目を分けて別々に件数をカウントしました。
そのため、レビューの件数と集計したメリット・デメリットの件数は一致しません。
メリット一覧|総数301件
IROTECのダンベルは10年以上も販売しているため、かなり古いレビューもありました。
フレックスベルやパワーブロックなど、画期的な可変式ダンベルが販売されていなかった時代のレビューが今でも本当にメリットと呼べるのかを筆者が解説します。
メリット件数 | 安い・コスパ良い | 対応が良い・配達が早い | 買い足し可能・拡張できる | 壊れにくい・安心 |
301 | 167 | 77 | 41 | 294 |
安い・コスパが良い|167件
重さと値段のコストパフォーマンスは非常に良いと思います。作りはあまり期待しないほうがいいでしょうw。とにかくコスパを重視するならオススメ!
IROTECはダンベル2つが6,600円から揃います。30kg×2個セットでも2万円を切る破格っぷり。
可変式ダンベルランキング1位のフレックスベルが32kg×2個で6万円超えと考えると、同じ重さを1/3の価格で買えるのはかなりの魅力です。
近い重さでの価格を比較しました。
画像 | 価格 | 最大重量 | 耐久性 | 重量変更 | 握りやすさ | |
パワーブロック | 12万8,500円 | 90lb(41kg) | 頑丈 | 早い | クセあり | |
フレックスベル | 5万9,800円 | 32kg | やや不安 | 超早い | 良い | |
IROTEC | 1万7,380円 | 30~40kg | 頑丈 | 遅い | 良い |
重ければ筋肉は育つので、細かい部分や使いやすさを気にしない人にはオススメです。
対応が良い・配達が早い|77件
私が注文した際、会社側の在庫管理ミスの影響で5㎏プレートだけ後発送になってしまったのですが、それも素早く届きお詫びの品のグローブをつけてくれた辺り対応の良さが他の会社よりしっかりしてる印象を受けました。
のちほどデメリットをたくさん紹介しますが、この手の激安ダンベルは届いた時からサビていたり壊れていることがあります。
大量生産の商品なので、ハズレが存在するのは仕方ありません。
しかしショップの対応が悪いと返品・交換がスムーズにいかず、筋トレどころではありません。
IROTECが10年以上ダンベルの販売を続けられるのも、ショップ対応の良さがあってこそです。
スクリュー式ダンベルで迷ったらIROTEC買っとけばOK!
買い足し可能・拡張できる|41件
簡単に重さを変えられるダンベルも一瞬考えましたが、EZバーにも使えるのでこちらにしました。
スプリングカラーも買ったので交換の手間も少ないですし、問題なしです。
IROTECはダンベル以外にも多くの商品を出しています。
そのため同じ28mm径のストレートバーベルやEZバー、トライセプスバーなどを買えば、わざわざプレートを追加で買わなくても使い回せます。
他社ブランドのプレートでも使い回せますが、クセのある商品では不都合が生じることもあります。
どうせ買うなら同じブランドを揃えた方が良いです。
シャフト径を30mmにして他社製品を使えなくしている悪徳商品もあります。
壊れにくい・安心|16件
値段も安いし、剛性も高くて壊れる気がしないので安心して使用できる。
スクリュー式の可変式ダンベルは構造が単純なので、ダイヤル式などに比べ耐久性が高いと考えられています。
さらに10年以上トレーニング機器を売り続けているIROTECのブランド力で、安心感も増すでしょう。
他社ブランドの安価なものは、カラー部分がプラスチックで出来ている商品もあります。
IROTECは耐久性を追求し、丸い鉄のカラーにするなど改良しているのも安心な要素です。
わたしは使用歴2年のフレックスベルを持っていますが、まったく壊れていません。
しかし構造上、どうしても耐久性に不安を感じる人がいるのも事実です。
フレックスベルはダンベルプルオーバーで「顔面に落ちてきそうで不安」という人も多く、結局スクリュー式を使う人もいますね。
握りやすい|筆者独自の意見
可変式ダンベルの中で一番握りやすいです!
(筆者の個人的な意見)
IROTECを含め、スクリュー式ダンベルのシャフトは可変式ダンベルでは一番細いです。
太いと前腕に強い負荷がかかるので、細いに越したことはありません。
商品名 | 正規品パワーブロック | 偽物パワーブロック | フレックスベル | IROTECアイアンダンベル |
グリップ幅 | 28〜30mm | 40mm | 32mm | 28mm |
可変式ダンベルは変なグリップが多いので、グリップの握りやすさで選ぶならIROTEC一択かと。
因みにバーベルは28〜29mmの太さで作られています。
デメリット一覧|総数649件
集めたデメリットにはかなり古いレビューもありました。
まだフレックスベルやパワーブロックのような画期的な可変式ダンベルが販売されていない時代の口コミもあります。
筋トレ歴4年の筆者がデメリットすべてを解説します。
デメリット件数 | カラーが緩む | 油でヌルヌル・臭い | メッキ、塗装のはげ | ラバーの取り付けが面倒 | 重量変更が面倒・時間がかかる | 初期不良 | カラーのゴムが外れる | 中国製 | シャフトが長い | うるさい | 重さに誤差がある | 重量が2.5kg刻みになる | オンザニーしにくい | 持ちにくい | 収納に困る |
649 | 211 | 148 | 98 | 45 | 39 | 25 | 21 | 18 | 16 | 14 | 6 | 3 | 3 | 1 | 1 |
カラーが緩む|211件
緩み→ジョジョに緩んできます、外側にスプリングカラーもつけてますけど緩みます
(ちなみにネジ式で完全に緩まない製品てあるんでしょうか?)
カラーとは重りを固定するための留め具のことです。
カラーが緩むのはスクリュー式ダンベルの宿命とも言えます。
公式でも注意事項として書いています。
※遠心力・振動の影響によりカラー(留め具)が緩むことが御座います。緩んだ時はカラーを締め直して下さい。
IROTEC公式サイトより
わたしの意見としては、「カラーが少し緩んだ方がベアリングの代わりになる」ので、逆にメリットだと考えます。
ベアリングとは
遠心力を逃がすためにシャフト(持ち手)部分が回転する機構のことです。
ベアリングがあるとダンベルカールやダンベルフライで手首に負荷がかかりにくくなるため、対象の筋肉を集中して鍛えられます。
ジムにあるダンベルやバーベルはほぼベアリング付きなので、確認してみると良いでしょう。
可変式ダンベルのほとんどはベアリングが無いので、IROTECの価格帯でベアリングと同じ効果が得られるのはかなり魅力的です。
油でヌルヌル・臭い|148件
商品到着時は錆び防止か分かりませんが油の様なモノが塗られてますので食器用洗剤で落として使用してます。
シャフトとラバーが油まみれで素手では掴めない。論外。金返せ。以上。
公式では下記のように述べています。
ラバーリング装着時、色が服やカーペットに付着する恐れが御座います。 一度、中性洗剤等でお洗いご使用下さい。
ラバーリングにはあらかじめ劣化防止のオイルを塗っておりますので、多少滑りが御座いますので、一度、中性洗剤等でお洗いご使用下さい。
IROTEC公式サイトより
ラバーリングだけでなく、シャフトもヌルヌルするので一度拭いておく必要があります。
この油が「ヌルヌルするし臭い」ことでIROTECは有名といっても過言ではありません。
防腐・防サビの対策なので仕方ないですが…。
因みにIROTECのラバー商品は臭いことで有名です。全部くさいです。
メッキ、塗装のはげ|98件
ダンベルとしては概ねよいと思うが、シャフトのメッキが剥がれるし、鉄粉が手に刺さって毎回毛抜きで除去しないといけません。かなり痛いし。
個体差による部分も大きいですが、安いので目をつぶるしかありません。
わたしはありませんが、剥がれたメッキ部分が刺さってケガをする人もいるので注意しましょう。
ラバーの取り付けが面倒|45件
使う前にラバーを洗って、ウエイトにつけるという作業がとても面倒です。
公式ではこう述べています。
※ラバーリングはお客様の方で取り付けて頂くかたちになっております。
ラバーリング装着時、色が服やカーペットに付着する恐れが御座います。 一度、中性洗剤等でお洗いご使用下さい。
IROTEC公式サイトより
この洗って取り付ける作業がクソ面倒だと有名です。
床を傷つけないためにラバータイプを買う人も多いですが、そもそも床むき出しでトレーニングする人っているのでしょうか…。
個人的にはアイアンダンベルを購入し、床にはマットなどを敷いて対策するのがおすすめです。
重量変更が面倒・時間がかかる|39件
ただ、毎回つけたりはずしたりが面倒なので、ワンタッチで外せるクリップを別で購入することをオススメします。
スクリュー式ダンベルの代表的なデメリットですが、レビューが古いからか件数は少なめです。
フレックスベルが1秒未満で重量変更できるのに対し、IROTECは1分〜3分はかかります。
対策はシャフトを買い足して重量変更をせずに使うか、クリップ式のカラーを買う方法があります。
対策しても可変速度はフレックスベルの足元にも及びません。
初期不良|25件
いざ使用しようとしたらシャフト2本の内の1本のスクリューの間隔が一定でないことに気づきました。
根元までカラーが閉まらずプレート1枚ずつでの重量調整での使用ができません。
ただいま対応待ちです。
素早い対応に期待します。
初期不良はどの商品でも存在するので、運の要素が強いです。
IROTECは迅速な対応を取ってくれますが、公式以外から買った商品には対応していないので注意しましょう。
カラーのゴムが外れる|21件
重りを固定するネジのゴムが取れやすい。
カラーのゴムとは、ここの部分です。
>写真
ここが気付くとなくなっているのですが、これも個体差によって剥がれやすいものがあるようです。
ちなみにわたしは無くなっていません。
中国製|18件
楽しみに箱を開けた瞬間、made in chinaの文字が…。
中国の横暴の一端を担ってしまった気がして、購入を後悔しました。
物自体は特に問題ないとは思うのですが、何か変なものが混入してるのではないかと気になり、念入りに清掃してから使用しました。
ものすごい中国が嫌いなレビューです。
いまや日本にあるほとんどの商品が中国製だと思いますが…。
ちなみにフレックスベルやパワーブロック、有名ブランドのIVANKOも中国製です。
シャフトが長い|16件
60kgセットはシャフトが45cmで、この40kgセットは40cmです。40cmでも種目によってはシャフト同士がぶつかります。60kgセットだったらシャフトが長すぎて邪魔だったろうなぁ、と感じています。
スクリュー式の代表的なデメリットですが、レビューが古いからか件数は少なめでした。
ダンベルプレスなどやりにくい種目がありますが、そこは安いので我慢するポイントです。
ダンベル | IROTEC | フレックスベル | パワーブロック |
シャフトの長さ | 40cm (最大45cm) | 25〜44cm | 17〜40cm |
うるさい|14件
ラバータイプではなく鉄丸出しのプレートのため、プレート交換の音が結構気になります。
家族が音を気にするなどでしたらラバータイプをオススメします。
カラーが緩み、プレート同士がカチャカチャとぶつかる音がします。
ラバータイプを買ってもそこそこ気になるので、我慢するしかないでしょう。
他の可変式ダンベルもカチャカチャうるさいので、気になる場合は固定式ダンベルを買うしかありません。
重さに誤差がある|6件
プレートの個々の重量を計ってみたところ5㎏のプレートは100g単位で誤差がありました。この辺は値段にして作りが良くないなぁと思いました。
公式ではこう述べています。
※セットのKG表記は呼称のため若干の誤差があります。
IROTEC公式サイトより
つまり「5kgプレート」という商品名であって、「5kgのプレート」ではないということです。
とはいえ、100gの誤差に気づける人っているのでしょうか。
わたしは気にする必要ないと思います。
重量が2.5kg刻みになる|3件
左右均等につけると2.5kg刻みになるのは注意かもしれないです。
スクリュー式ダンベルは1.25kgのプレートを両端につけるので2.5kg毎に重量が変わります。
フレックスベルなら2kg刻みで調整できるので、少しだけデメリットとも言えるでしょう。
オンザニーしにくい|3件
・高重量ほどオンザニーが重要になってくるが、形状的に膝に乗せることができないのでダンベルプレスがやりにくい。
スクリュー式ダンベルの代表的なデメリットですが、レビューが古いので3件しかありませんでした。
オンザニーとは高重量のダンベルをセットポジションまで持っていくテクニックです。
>写真
フレックスベルやパワーブロックでは簡単なオンザニーも、スクリュー式ではシャフトが刺さるので難しいです。
IROTECスクリュー式ダンベル全種類を比較|買うならアイアンタイプ
IROTECのダンベル全てを比較します。
商品名 | 画像 | Amazon | 楽天 | シャフト長さ | 5kgプレート | 2.5kgプレート | 1.25kgプレート |
アイアンダンベル10kg×2個 | 6,600円 | 6,600円 | 40cm | 0枚 | 4枚 | 4枚 | |
アイアンダンベル15kg×2個 | 9,900円 | 9,900円 | 40cm | 0枚 | 8枚 | 4枚 | |
アイアンダンベル20kg×2個 | 12,100円 | 12,100円 | 40cm | 4枚 | 4枚 | 4枚 | |
アイアンダンベル25kg×2個 | 15,950円 | 15,950円 | 40cm | 4枚 | 8枚 | 4枚 | |
アイアンダンベル30kg×2個 | 17,380円 | 17,380円 | 40cm | 8枚 | 4枚 | 4枚 | |
アイアンダンベル 35kg単体 | 12,650円 | 12,650円 | 45cm | 6枚 | 0枚 | 2枚 | |
アイアンダンベル 42.5kg単体 | 15,400円 | 15,400円 | 45cm | 8枚 | 0枚 | 0枚 | |
アイアンダンベル 63kg単体 | 22,000円 | 22,000円 | 55cm | 12枚 | 0枚 | 0枚 | |
ラバーダンベル 10kg×2個 | 7,810円 | 7,810円 | 40cm | 0枚 | 4枚 | 4枚 | |
ラバーダンベル 15kg×2個 | 12,100円 | 12,100円 | 40cm | 0枚 | 8枚 | 4枚 | |
ラバーダンベル 20kg×2個 | 13,970円 | 13,970円 | 40cm | 4枚 | 4枚 | 4枚 | |
ラバーダンベル 25kg×2個 | 18,700円 | 18,700円 | 45cm | 4枚 | 8枚 | 4枚 | |
ラバーダンベル 30kg×2個 | 20,900円 | 20,900円 | 45cm | 8枚 | 4枚 | 4枚 | |
ラバーダンベル 35kg単体 | 13,200円 | 13,200円 | 45cm | 6枚 | 0枚 | 2枚 |
おすすめは初心者ならアイアン20kgセットです。
ラバーは付けるのも面倒ですし、ゴムが劣化していきます。
20kg以上必要な人は、後から買い足せばOKです。
中古でプレートだけ安く出回っています。
上級者は迷わず63kgを2つポチりましょう。わたしは不必要ですが。
スクリュー式ダンベルを全比較|IROTECがオススメ
IROTECと同価格帯のブランドを比較しました。
重さはすべて20kgセット(10kg×2)のものです。
ブランド | 画像 | Amazon | レビュー数 | 評価 |
IROTEC | 6,600円 | 117件 | (4.5 / 5.0) | |
リーディングエッジ | 6,190円 | 24件 | (4.0 / 5.0) | |
ボディテック | 5,986円 | 923件 | (4..0 / 5.0) | |
PROIRON | 6,999円 | 11.312件 | (4.0 / 5.0) |
スペックから価格まで、どれも大差はありません。
最終的にメルカリで売ることを考えれば、アイロテックにしておくことをオススメします。
ブランドの知名度が段違いなので、売れやすさも段違いです。
IROTECより安いスクリュー式ダンベル|オススメはしない
IROTECより安いダンベルと言えば、ドン・キホーテのスクリュー式ダンベルが候補にあがります。
プレートは鉄を使用せず、プラスチックの型に砂を流し込んだ商品が多く安価なのが特徴です。
IROTECよりも安かろう悪かろうの商品なので、以下のようなデメリットがあります。
- ドン・キホーテのダンベルのデメリット
- ・プレートが破けて砂がこぼれる
・カラーがプラスチックなので壊れる
・グリップがプラスチックなので滑る
他にも「バーベルにもなるダンベル」なども人気ですが、オススメはできません。
ダンベルとしてもバーベルとしても中途半端な製品が多い印象です。
個人的な感想ですが、まさに筋トレ初心者をカモにした商品だと思います。
IROTEC以外のおすすめ可変式ダンベル|フレックスベルがすごい!
IROTEC以外の可変式ダンベルでおすすめするなら、間違いなくフレックスベルです。
値段を考えると腰が引けますが、他の可変式ダンベルのデメリットをほぼ全て改善した商品と言えます。
詳しくは下記の記事で解説しています。
お財布に余裕があれば、迷わずフレックスベルを買いましょう。
まとめ|安いなりのデメリットを理解して買おう
筋トレ歴4年で可変式ダンベル全種類を使ったわたしが、Amazonの口コミを3082件集めデメリットを1つ1つ確かめたうえでIROTECダンベルを徹底的にレビューしました。
結論は以下のとおりです。
- 筋トレ未経験者:買わないほうが良い
- 筋トレ初心者:筋トレの頻度を増やす目的なら、買っても良い
- 筋トレ中級者:バーベルも揃えるorジムと併用する目的なら、買っても良い
- 筋トレ上級者:超高重量を扱う目的なら、買っても良い
ダンベルを買っても筋トレを始めなければ、そして続けなければ意味がありません。
自分にあったダンベルを手に入れて、良い運動習慣が身につけられるように祈っています。