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- 通ってるジムが混んでいる
- 子供がいてジムに通えない
- 家でもジムと同じクオリティで筋トレがしたい
可変式ダンベルのクオリティはジムにある業務用ダンベルとは全く違います。「どれも同じだろ」と買って後悔した人がメルカリに溢れているのが現状です。
筆者はジムに通いながら家にトレーニング部屋を作り、気づけば筋トレも5年目に入りました。可変式ダンベルとは長い付き合いで、後悔した買い物もあります。
この記事では家でもジムと変わらないダンベルトレーニングがしたい人向けに、日本で手に入る可変式ダンベルの使いやすさに注目してランキングにしました。
ランキングを作るうえでの基準は以下です。
- ランキング作成の基準
- ・ダンベルとしての使いやすさ
・家庭用としての使いやすさ
この記事を読めば楽天市場やAmazonで1つ1つ比較・検討する必要はありませんし、Youtubeで購入した人のレビュー動画を探す必要もありません。
あなたにぴったりの可変式ダンベルが必ずこのランキングから見つかります。
ダンベルの種類|固定式と可変式の違いとは?
ダンベルは大きく2種類あり、重量の変更ができない固定式ダンベルと変更が簡単な可変式ダンベルに分けられます。
それぞれ簡単に違いをまとめました。
可変式ダンベルを選ぶポイント
可変式ダンベルを選ぶなら知っておきたいポイントが3つあります。
①ダンベルトレーニングのメリット/デメリットを知ろう
ダンベルトレーニングのメリットとデメリットは表裏一体で、特定の部位しか鍛えられない点です。
例えばベンチプレスで使う筋肉はこんなにあります。
各部位の筋肉を全てダンベルで鍛える時間がない人にはデメリットに、ベンチプレスだけでは鍛えきれない各部位の筋肉もしっかり鍛えておきたい人にはメリットになります。
あなたのトレーニングメニュー、鍛える目的、仕事との兼ね合いを考えて、可変式ダンベルをそもそも買う必要があるのか判断しましょう。
- 可変式ダンベルが必要な人の例
- ・メインの筋トレはジムで行う
・家にダンベル以外のトレーニング器具がある/購入予定がある - 購入を考え直したほうがよい人の例
- ・ジムに行っていない/行ったことがない
・家にトレーニング器具がない/買う予定もない
・ダンベルだけで痩せようと思っている
・ダンベルだけでマッチョになろうと思っている
筋トレ未経験者の方はバーベルトレーニングを中心に考えましょう。
②可変式ダンベルのメリットを知ろう
可変式ダンベルのメリットは、たった1つで全身を鍛えられることです。
軽くも重くもなり、なるべく細かく重量を変更できなければ意味がありません。
下記のような商品はランキング対象から外しています。
- 本記事のランキング対象外
- 最大重量が30kg以下
重量変更が数段階しかできない
③可変式ダンベル3種類を知ろう
可変式ダンベルの形状は大きく3種類に分けられます。
- プレート式
- シャフトにプレートを着脱して重量変更をするタイプ。
主な商品:IROTECなどのアイアンダンベル、クイックロック - ブロック式
- 四角いブロックプレートにピンを刺して重量変更をするタイプ。
主な商品:POWER BLOCK(パワーブロック)、パワーブロックの類似品 - ダイヤル式
- ダイヤルを回すとプレートの枚数が変わって重量変更をするタイプ。
主な商品:Bowflex(ボウフレックス)、ボウフレックスの類似品、FLEXBELL(フレックスベル)、メタルダンベル
どれも一長一短ですが、可変式ダンベルの歴史を知れば使いやすさが見えてくるでしょう。
可変式ダンベルの歴史
新しい可変式ダンベルほど、デメリットを改善していて当然ですよね。
本ランキングの基準|使いやすさと実用性
今回、使いやすさランキングを作るうえで重視した基準は下記の2つです。
- ダンベルとしての使いやすさ
- 家庭用としての使いやすさ
それぞれ解説します。
ダンベルとしての使いやすさ:固定式ダンベルにどれほど近いかを重視
大手ジムに可変式ダンベルが無いのは、業務用としての使いやすさが伴わない証拠でもあります。
つまり固定式ダンベルに近い可変式ダンベルほど使いやすく、実際にいびつな形の可変式ダンベルは使いにくいと感じます。
グリップ、形、重さの表記なども評価しながら、下記の3種目で使いやすさを検証を行いました。
10kg種目:アームカール
スタンディングでのアームカールで検証。身体にぶつからないか、グリップが太くて前腕が疲れないかなどを確かめました。
20kg種目:ダンベルベンチプレス
フラットベンチでのダンベルベンチプレスで検証。オンザニーは可能か、グリップは滑らないかなどを確かめました。
30kg超種目:ブルガリアンスクワット
各可変式ダンベル最大重量でのブルガリアンスクワットで検証。パワーグリップは巻けるか、ふらついても身体にぶつからないかなどを確かめました。
家庭用としての使いやすさ:低価格・省スペースを重視
可変式ダンベルは家庭用につくられたダンベルです。
家で使うために必要な下記の項目を重視して判断しました。
- 家庭用として使いやすいかどうかを判断する基準
- ・価格はお手頃か
・省スペースでも使えるか
・重量変更は面倒じゃないか
・脚や背中も鍛えられる最大重量があるか
可変式ダンベル8商品おすすめの使いやすさランキング
比較検証してわかった可変式ダンベルの使いやすさランキングを発表します。参考として、固定式ダンベルは大手ジムにあるIVANKOのラバーダンベルを載せました。
商品 | 画像 | 評価 | Amazon | 楽天市場 | ポイント | 使いやすさ | 重量変更 | 変更タイプ | アームカール | ベンチプレス | スクワット | 横幅 | グリップ太さ | グリップ幅 | グリップ材質 | 最小重量 | 最大重量 | 段階 | パワーグリップ | プレート回転 |
比較用 IVANKO ラバーダンバル | (5.0 / 5.0) | なし | なし | 大手ジムにある定番のダンベル | (5.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) | 固定式 | 調査中 | 32mm | 調査中 | ローレット | 1kg | 30kg以上も可 | 製品による | 可 | 可 | ||||
No.1 フレックスベル | (4.5 / 5.0) | 59,800円 | 59,800円 | 可変式ダンベルの究極体 | (4.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) | ダイヤル式 | やや長い | 25~44cm | 32mm | 10.5cm | ローレット | 2kg | 32kg/36kg | 16段階 | 可 | 不可 | |||
No.2 アイアンダンベル | (4.0 / 5.0) | 17,380円 | 17,380円 | 圧倒的な安さ | (3.0 / 5.0) | (1.0 / 5.0) | プレート式 | オンザニー不可 | 40cm | 28mm | 12.5cm | ローレット | 3kg | 30kg以上も可 | 12段階 | 可 | 可 | |||
No.3 パワーブロック風 | (3.0 / 5.0) | 39,000円 | 38,940円 | 安くて便利 | (1.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) | ブロック式 | 重心にズレ | 滑る | グリップ太い | 17~42cm | 40mm | 13cm | ラバー | 2.3kg | 41kg | 27段階 | ギリ可 | 不可 | |
No.4 メタルダンベル | (3.0 / 5.0) | 59,800円 | 49,800円 | 肩や腕をメインに鍛えるならあり | (2.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | ダイヤル式 | 長い | グリップ太い | 48cm | 38mm | 14.5cm | ラバー | 3kg | 32kg | 29段階 | 可 | 可 | ||
No.5 パワーブロック | (2.0 / 5.0) | 128,500円 | 128,700円 | パーソナルジムを開業するならあり | (3.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) | ブロック式 | グリップ癖あり | 17~40cm | 28~30mm | 12.5cm | ラバー | 5ポンド | 90ポンド | 27段階 | 可 | 不可 | |||
No.6 クイックロック | (2.0 / 5.0) | なし | 122,330円 | 使い心地はNo.1 | (5.0 / 5.0) | (1.5 / 5.0) | プレート式 | 17~37cm | 3.17mm | 16.5cm | ローレット | 5ポンド | 75ポンド以上も可 | 15段階以上 | 可 | 不可 | ||||
No.7 ボウフレックス | (1.0 / 5.0) | 117,587円 | 136,400円 | フレックスベルに勝てない | (2.0 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | ダイヤル式 | 長い | グリップ癖あり | 長くてふらつく | 44cm | 28~30mm | 12cm | ラバー | 10ポンド | 90ポンド | 17段階 | 可 | 不可 | |
No.8 ボウフレックス風 | (0.0 / 5.0) | 39,800円 | 37,800円 | 中古で激安だったらあり | (1.0 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | ダイヤル式 | 長い | グリップ癖あり | グリップ太い | 44cm | 35mm | 12cm | ローレット | 10ポンド | 90ポンド | 17段階 | 可 | 不可 |
No.1 FLEXBELL(フレックスベル)|ダイヤル式
FLEXBELL(フレックスベル)
これまでの可変式ダンベルが抱えた課題を全て解決した商品です。グリップの太さ、ダンベルとしての形、重量変更のスムーズさは群を抜いています。
唯一のデメリットは重心がややズレていること。円運動をするアームカールやサイドレイズにおいて少しだけ違和感が残るので、満点は付けれませんでした。
可変式ダンベルの購入を迷うすべての人におすすめのベストバイ商品です。
フレックスベルは価格が高いです。購入の際は「【2022年最新】公式フレックスベル最安で買う方法|中古・偽物も解説」の記事を参考にしてください。
No.2 IROTECアイアンダンベル|プレート式
IROTECアイアンダンベル
最大のデメリットは重量の変更がビックリするぐらい面倒なことです。
IROTEC以外のスクリュー式ダンベルでも大差はありませんが、IROTECはショップの対応がかなり良いのでおすすめします。
プレートに赤いラバーを付けて音や衝撃をやわらげるタイプも売られていますが、ラバー分約200gが設定重量からズレてくるので気をつけましょう。
価格がダントツに安いので、他の器具にお金をかけたい人やとりあえずダンベルが欲しい人におすすめと言えます。
No.3 パワーブロック風|ブロック式
パワーブロック風
最大90ポンド(約41kg)を約3万円で入手でき、面倒な重量変更もないのが魅力的です。
しかし固定式ダンベルの使用感からは遠く、デメリットは形がいびつでグリップも太いこと。塗装がはげたりピンが壊れやすい点もデメリットですが、そこは安いので目をつむりましょう。
とりあえず重めのダンベルがほしい筋トレ中級者の男性にはおすすめです。
No.4 メタルダンベル|ダイヤル式
メタルダンベル
重量変更が1kg刻みで、アームカールやサイドレイズなど1kgの差が大きく感じる種目に嬉しい仕様です。
しかしどの重さでも長さが変わらず、グリップが太く前腕が疲れてしまう点はマイナス評価となりました。
フレックスベルより安く済ませたい人にはおすすめです。
No.5 パワーブロック|ブロック式
POWER BLOCK(パワーブロック)
発売当初は使いにくいと不評でしたが、手首まわりをスッキリさせたりピンを樹脂製にして壊れにくくしたりと改良を重ねてきました。
今でも残るデメリットとしては下記の3つです。
- グリップ中央部が膨らんでいて握りにくい
- ポンド表記が慣れないので分かりにくい
- 高すぎて他のトレーニング器具にお金が回らない
家庭用というよりは、パーソナルジムやレンタルジムなどの準業務用として買うならおすすめです。
No.6 クイックロック|プレート式
クイックロック
ほぼ固定式ダンベルと同じなので、使用感はNo.1の商品です。
プレート式の面倒な付け替えが少し解消されていますが、ダイヤル式に比べると重量変更に時間はかかります。
固定式ダンベルを置くスペースはないけどトレーニングに妥協したくない人におすすめです。
No.7 ボウフレックス|ダイヤル式
ボウフレックス
発売当時はスマートな重量変更に全トレーニーが驚きました。
しかし耐久性の低さと長くて使いづらい点で評価がかなり下がります。専用の台に戻す際もテクニックが必要なので使いにくさも残ります。
可変式ダンベルの歴史を作ってくれた商品ですが、フレックスベルの登場で衰退しています。
No.8 ボウフレックス風|ダイヤル式
プレートが落下するなど耐久性に問題がある商品が多いです。
構造上、丈夫に作ることは難しいのかもしれません。
個人的な意見ですが、中古で安くなっていても買いません。
可変式ダンベルと一緒に買いたいアイテム
ダンベルだけではトレーニングの幅が広がらず、せっかくの効果を十分に得られません。
予算と相談しながら、アイテムを揃えてダンベルトレーニングを充実させてください。
※クリックすると楽天の検索画面や売れ筋ランキングに飛びます。
- 絶対に必要なアイテム
- ・インクラインベンチ
・パワーグリップ
・鏡 - あれば便利なアイテム
- ・ファットグリップ
・半円ストレッチポール
・リストラップ
・床材
・作業用ゴム手袋 - 余裕があればほしいアイテム
- ・専用スタンド
・ダンベルミット
・バナナグリップ
いま売れている可変式ダンベルをチェック!
参考としてAmazon・楽天のダンベル売れ筋ランキングを載せておきます。
まとめ
使いやすさに注目した可変式ダンベルのランキングを紹介しました。
- No.1:フレックスベル
- No.2:IROTECアイアンダンベル
- No.3:パワーブロック風
ダンベルはいきなり購入して失敗する人が多い商品です。特に一度でもジムで固定式ダンベルを使ったことのある人は、可変式ダンベルのクオリティには違和感を感じます。
No.1のフレックスベルも、あと一歩で固定式ダンベルのクオリティと使いやすさに近づきそうですが完璧ではありません。
現状はフレックスベルを購入して、新世代の可変式ダンベルを待つのが得策でしょう。購入の際は「FLEXBELL(フレックスベル)損しない買い方9ステップ【もう迷わない】」を参考にしてください。