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- フレックスベル専用スタンドは必要?
- H型とI型はどっちがいいの?
- 2kg刻みと4kg刻みのどっちにも使える?
「腰が痛くならないから便利!」と言われているフレックスベル専用スタンド。しかし本当に1万4,800円も払う価値があるのでしょうか。
この記事ではフレックスベル専用スタンド2種類を徹底的に解説したうえで不要である理由を紹介していきます。
最後まで読めばあなたがフレックスベル専用スタンドを購入するべきかどうかが分かります。
この記事の結論
フレックスべル専用スタンドは5つのデメリットから不要
・値段が高い
・高さ調節ができない
・斜めにできない
・旧型と新型に互換性がない
・場所を取る
フレックスベル専用スタンドは2種類|H型・I型
フレックスベル専用スタンドはH型とI型の2種類があります。
H型 | I型 | |
定価 | 1万4,800円 | 1万4,800円 |
サイズ | 横幅:74cm 高さ:61cm 奥行:57cm | 横幅:74cm 高さ:60cm 奥行き:53cm |
重さ | 14.1kg | 14.6kg |
特徴 | ダンベルの真横に体が入る | 横のスペースが少し空く |
色 | ブラック | ガンメタリック (やや灰色) |
楽天ショップ | 詳細を見る | 詳細を見る |
H型の方が床との接地面が少なく掃除がしやすいです。また持ち手の真横に体を入れられるので、より腰が痛くなりにくいとも言えます。
しかし筆者はどちらも不要と考えます。
スタンドが不要な理由|5つのデメリット
フレックスベル専用スタンドが不要な理由は以下の5点です。
- 値段が高い
- 高さ調節ができない
- 斜めにできない
- 旧型と新型に互換性がない
- 場所をとる
それぞれ解説していきます。
値段が高い|1万4,800円の使い道は他にもある
フレックスベル専用スタンドは新型2kg刻みタイプで1万4,800円です。
わたしなら約1万5,000円はトレーニングギアを買うお金にあてるべきだと考えます。
トレーニングギアとは
筋トレの効果を高めたりケガを予防する目的のアイテムです。
トレーニングベルト、パワーグリップ、リストラップなどがあります。
トレーニング器具を買うときは「その器具で筋トレ効果はあがるのか」を考えるべきです。
スタンドでは筋トレ効果はあがりません。
腰の痛みを軽減したいなら、スタンドよりトレーニングベルトを買いましょう。
高さ調節ができない|背の低い/高い人は困る
フレックスベル専用スタンドは高さ調節ができません。
背の高い人や低い人は、結局使いにくいだけです。
178cmの人が持った場合の参考動画
やや膝と腰を曲げて持っています。床置きで立ち膝して持つ場合と大差はありません。
163cmの人が持った場合の参考動画
腰より高い位置にあるので腕を曲げて持っています。逆に使いにくそうです。
※動画引用元:MotionsFit Channel|モーションズフィットチャンネル様、Neru ちゃんねる様
斜めにできない|地面と水平は取り出しにくい
専用スタンドはフレックスベルを地面と水平に置く仕様です。
ジムで固定式ダンベルを使った人は分かると思いますが、斜めになっているのが理想です。
なぜ水平かというと、フレックスベルは構造上まっすぐ上に引き抜く必要があるからです。
斜めにするとプレートがずれます。
ちなみにパワーブロック専用スタンドも斜めになる仕様です。
床から引くよりは持ち上げやすいでしょうが、斜めじゃないのはマイナスです。
画像引用元:株式会社THINKFITNESS公式
旧型と新型に互換性がない|旧型の人は要注意
フレックスベルには新型2kg刻みと旧型4kg刻みがあります。
新型と旧型のどちらにも専用スタンドが存在し、かつ互換性がありません。
そのため旧型から新型に買い替えた人はスタンドも買い換えなければいけません。
もしまた新しいフレックスベルが発売されたら、スタンドも一緒に買い換えですね…。
場所を取る|せっかくの省スペースが台無し
フレックスベルのメリットは省スペースです。一人暮らしのアパートにも置けて、ベッドの下にも収納できる小ささを誇ります。
スタンドを買うと幅75cm、奥行き57cmのスペースを常に占拠することになります。
メリットを台無しにするスタンドを1万4,800円出して購入するのはおすすめできません。
スタンドのメリットは5つ|どれも微妙
スタンドを買うメリットは下記の5つです。
- 掃除がしやすい
- ダンベルを持ち上げる時、腰が痛くならない
- トレーニングの効率があがる
- ダンベルの置き場に困らなくなる
- デザインが部屋に馴染む
唯一「①掃除がしやすい」に関しては同意ですが、他のメリットには1万4,800円の価値はありません。
それぞれ理由を解説していきます。
掃除がしやすい→床置きは掃除が面倒
ダンベルを床に直置きするとどうしても掃除が面倒になります。
ダンベルを持ち上げる時、腰が痛くならない→床置きでも問題なし
専用スタンドは腰痛を軽減します。腰の位置から持ち上げるので、床置きよりは腰の負担が少ないという理屈です。
しかしわたしは床置きですが、ハの字にして立ち膝で持てば腰は痛みません。
また腰が痛い人は下記の解決策を先に試しましょう。スタンドを買うのはその後でも遅くありません。
- スタンドより効果がある腰痛の解決策
- ・身体の柔軟性を高める
・腹圧をコントロールする
・ダンベルの置く位置や向きを変える
ぶっちゃけ工夫次第でどうにでもなります。
トレーニングの効率が上がる→そこまで上がらない
立ったままフレックスベルを取り出せるのでトレーニング効率が上がるという理屈です。
しかしフレックスベルを台座から取るのは、各種目の最初だけです。
むしろダンベルベンチプレスなどのベンチに座る種目は、ベンチの足元に台座があった方が便利です。
ダンベルの置き場所に困らなくなる→スタンドの置き場所に困る
困りません。むしろスタンドの置き場所に困ります。
デザインが部屋に馴染む→部屋による
部屋によります。デザイン重視ならパワーブロックの方が格好良いと個人的には思います。
スタンドを買うべき人はこんな人
スタンドを買うべき人はパーソナルジムやレンタルジムの経営者です。
お客様の満足度も違いますし、掃除もしやすくなるのでおすすめです。
家庭用としてはメリットが少ないので要検討しましょう。
まとめ|スタンドを買うくらいならギアを揃えよう
フレックスベル専用スタンド2種類を紹介しました。
専用スタンドが抱えるデメリットは下記の5つです。
- 値段が高い
- 高さ調節ができない
- 斜めにできない
- 旧型と新型に互換性がない
- 場所を取る
どれも1万4,800円の価値には見合わないデメリットばかりです。
同じだけお金を払うなら、トレーニングギアを買って筋トレ効率を高めましょう。
ムダな出費は避けて家トレを楽しみましょう!